オランダの取り組み

2011.12.31

オランダの取り組みは、多様就業型のワークシェアリングと分類される。実はひとつの企業内でのシェアではなく家庭内の共働きを促すものであり、社会全体で男女がシェアするという側面が強い。これは日本のワークシェアリングを求める背景とは一致しない。フランスでは、法律によって週当たり労働時間を短縮し、雇用ニーズを創り出し、その分の企業損失を政府が補填するという方法をとった。このフランスのケースは、雇用創出型ワークシェアリングと分類されている。

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これも日本に合うものではない。そしてフォルクスワーゲンの事例もドイツの一般的な姿ではないということになると、いったい日本のめざすワークシェアリングはどこに先進事例があるというのだろうか。ワークをシェアするという語感になんとなく引きつけられているだけではないのか。不況期に生産性を落とす方法を企業が選択することは、その他の手段がすべてなくなったときの苦渋の選択であろうと思う。