転職年齢三五歳限界説

2011.12.24

ここでいう「自分の職」とは、たとえばメーカーであれば、単に業種や会社だけではなく、研究なのか、営業なのか、財務なのかといった、もう少し個別の分野に絞り込まれた、自分の時間と努力の投資先のことだ。もちろん、この決定を二八歳まで延ばした方がいい、というわけではない。早く決められるものなら、一年でも早く決める方が、吸収力のある若い時期を有効に使うことができるし、仕事で実績を上げるために使える時間が豊富だということだ。

[注目サイト]
兵庫県(神戸など)の転職・求人情報検索 - 転職のリクルートエージェント
http://www.r-agent.co.jp/kensaku/kinmuchi/hyogo/

福岡県(北九州、博多、久留米など)の転職・求人情報検索 - 転職のリクルートエージェント
http://www.r-agent.co.jp/kensaku/kinmuchi/fukuoka/

大阪府(堺など)の転職・求人情報検索 - 転職のリクルートエージェント
http://www.r-agent.co.jp/kensaku/kinmuchi/osaka/

ただし、進路を早く決めることは、その進路にあって有利には違いないが、他の進路の可能性を早く捨てることになる。どのようなチャンスが将来あるかないかはわからないし、いつ、何に自分の職を決めるかどうかについては、賭けに近い判断の要素がある。一方、漫然と時間切れになってしまった場合、ここでも「絶対に」とは言わないが、自分の職業人生のあり方を、自分で選ぶことができない状況になってしまうことを覚悟すべきだ。モラトリアムには、時間的期限がある。二八歳の次に意識すべき「三五歳」は、目標として、これくらいの間に職業人としての自分の完成を目指し、何らかの仕事の実績を持つことを目指そう、という中間地点だ。人材市場の商品としてビジネスパーソンを見る場合、三五歳までの「一般的な部下」としても雇われやすい時期までに、ある程度の人材価値を確立しておきたい。「転職年齢三五歳限界説」は、最近の企業の好景気や人材の流動化でかなり緩和されてきたが、それでも、マネージャーが部下を雇うと考えた場合、自分よりも低年齢な部下を雇いたいとイメージすることが多い。三五歳を過ぎると、一般的な部下」の道は狭まるので、できれば「何かができる人材」でありたい。そのためには、三〇代の前半に仕事上の実績を作っておく必要があるという計算になる。「ひとかどの人物」になる、とまで力まなくてもいいが、一応の人材価値が完成するのは三五歳までだと考えよう。転職の相談も含めて、ビジネスパーソンの愚痴や相談を聞いていると、三〇代前半の人の悩みが、真剣でかつ深刻な場合が多い。